特養かたくりの郷 “かたくりそば道場オープン”

 かたくりの郷大塚グループでは、サービス付き高齢者向け住宅・特別養護老人ホーム・ショートステイの3事業所が合同で「かたくりそば道場」と題して、そば打ち体験を行いました。

 日曜日でお休みとなっているデイサービスセンターを会場として、見学者も含めて約50名の方が参加し楽しいひと時を過ごしました。

 そば打ちを教えてくださったのは、有限会社ケア―さくらにて代表をされている浅野長増先生。お二人のスタッフの方と一緒に来て下さり、「こねる時に水を入れすぎないように」「まだまだこねが足らないよ」「もっと伸ばして」など、各テーブルを回り親切丁寧にご指導くださいました。

 参加された方の中には、昔ご自宅でそば打ちをしていたという方も多く、積極的に参加しておられました。一つのボールに数名で手を入れて生地をこねたり、生地を伸ばす際は端をみんなで押さえたりと、協力し合って作られる姿がそれぞれのテーブルで見られました。また、生地を延ばすために車いすから立ち上がり熱心に作業をされる方も多くおられました。

 切る作業では、プロの麺のように均等にきれいに切られる方もいれば、太かったり細かったりと素人感満載の素朴な感じになる方もおり、「均等の太さの麺がいいな」「ばらばらの太さの方が美味しいんだよ」と、茹で上がってくるそばを想像して盛り上がっておられました。 出来上がった麺はけんちん汁とざるで食べましたが、どのテーブルからも「おいしい、おいしい」と言う声が発せられ、皆さま大満足のかたくりそば道場となりました。